ビットレート
ビットレートとは、簡単にいうと「動画の画質、音質を決めるもの」です。ビットレートの値が上がるほど高画質、高音質な動画になります。しかし、ビットレートを上げると動画のファイルサイズが大きくなる、再生時の負荷が上がるという性質があるため闇雲にビットレートを上げればよいわけではありません。ビットレートはどのくらいにすればよいのか
ビットレートは「ファイルサイズの上限」と「ビットレートの上限」の2つで決まります。ちなみに、ブルーレイ、DVD、ニコニコ動画のMP4(自分でエンコードする場合)のそれぞれの上限は以下のとおりです(2011年7月現在)。ブルーレイ (片面1層) | DVD (片面1層) | ニコニコ動画MP4 (一般会員) | |
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ファイルサイズの上限 | 25GB | 4.7GB | 40MB |
ビットレートの上限 | 40Mbps | 9.8Mbps | 600kbps |
例ではニコニコ動画について見ましたがブルーレイやDVDについても同様です。動画サイトのファイルサイズ、ビットレート等の上限は各サイトで異なるので、詳細は必ず自分で確認して下さい。
動画サイトに投稿する際に気をつけること
ビットレートが高くなると動画を再生するPCへの負荷が高くなります。ファイルサイズに余裕があるからと言ってビットレートを上げる過ぎるのはよくありません。視聴者はPCに詳しくない人も多く、安価なPCやネット回線を使っている場合があります。つまり、PCスペックがよくない、ネットの速度が遅いということが意外と多いのです。そのような環境では高ビットレートの動画はまともに再生できないため、視聴を避けられてしまうかもしれません。より多くの人に快適に動画を見てもらえるようビットレートは上げ過ぎないようにしましょう。