動画の書き出し

動画が完成してもプロジェクトファイルのままではその動画をプレイヤーで見ることはできません。Premiere Elements から動画を書き出す作業が必要になります。

動画には様々な種類がありどの種類で書き出すかは目的により人それぞれ異なりますが、用途が多いと思われる「DVDへの書き出し」と、動画サイトに投稿の際利用される「MP4の書き出し」の手順を見ていきます。

動画を書き出す際に気を付けること

動画の書き出しはPCに高い負荷がかかります。書き出しの失敗を避けるため、動画を書き出している時にはなるべくPCで他の作業をしないようにしましょう。

また、できれば Premiere Elements 以外のソフトはすべて閉じた状態にして下さい。動画の書き出しには多くのメモリを必要とするため、なるべく多くの空きメモリを確保するためです。一旦PCを再起動した後に書き出すというのもよいかもしれません。


DVDへの書き出し

書き出し手順 書き込み可能なDVDをドライブに入れ、「書き出し」→「ディスク」の順に進みます。

書き出し設定 「DVD」を選択し、書き込みの詳細設定をします。

「プリセット」は作成している動画のアスペクト比(画面の縦横比)に合わせて選びます。

4:3は「NTSC_Dolby DVD」、16:9は「NTSC ワイドスクリーン Dolby DVD」を選択します。「PAL」というキーワードが入っているものは特別な理由がない限り使う必要はありません。

プリセットの設定を間違えると映像の上下や左右に黒帯が入ってしまうので注意して下さい。

「画質」は基本的に「空き容量にコンテンツを合わせる」にチェックを入れておけばOKですが、チェックを外せば書き込む映像のビットレートを自分で指定することもできます。ビットレートの値が大きいほど高画質になります。

全ての設定ができたら「書き込み」をクリックします。書き込みが終わるまで結構長い時間がかかるので気長に待ちましょう。


MP4の書き出し

ニコニコ動画などの動画サイトへの投稿、Web上での公開、PC上での視聴などに便利なMP4動画の書き出し手順について見ていきます。動画サイトに投稿する際は、事前にそのサイトが対応している「フレームサイズ」「ビットレート」などについて調べておきましょう。

書き出し手順 「書き出し」→「携帯電話および携帯プレーヤー」の順に進みます。

書き出し手順 「Apple iPod、iPad および iPhone」を選択し、「詳細設定」クリックします。

書き出し設定 「マルチプレクサー」タブをクリックし、「ストリームの互換性」は「標準」を選択します。

書き出し設定 「ビデオ」タブをクリックし、「テレビ方式」は「NTSC」、「ピクセル縦横比」は「正方形ピクセル」を選択します。

「プロファイル」は「ベースライン」、「レベル」は「3.0」を選択します。これら2つの項目をこの設定にしてMP4動画を作成すれば大体の機器(iPhone, iPad, PS3, PSP など)でも再生できると思います。

ただし、「フレームの幅、高さ」「フレームレート」「ビットレート」の値によっては「プロファイル」を「メイン」や「ハイ」に変更したり「レベル」を上げる必要が出てきます。この場合、選択した「プロファイル」「レベル」に未対応の機器ではそのMP4動画を再生できません。対応している「プロファイル」「レベル」は各機器で異なるので事前に調べておきましょう。

ちなみに「レベル」だけを上げても特に画質は変化しません。「レベル」はなるべく下げましょう。「フレームサイズ」や「ビットレート」が機器の仕様を満たしているのにMP4動画が再生できない場合、大抵は「レベル」が高すぎることが原因です。

「ビットレートエンコーディング」は「VBR、2パス」にします。この設定は他の設定よりもエンコードに時間がかかりますが、よりキレイにエンコードできます。

その他の項目は動画に合わせて適宜変更しましょう。

書き出し設定 「オーディオ」タブをクリックし、動画に合わせて各項目を設定します。設定が完了したら「OK」をクリックします。

書き出し手順 「詳細設定」でのエンコード設定がプリセットとして保存されます。分かりやすい名前を付けて「OK」をクリックしましょう。

2回目以降は4つ前の手順の「プリセット」で今回で保存したものを選択するだけでよいので便利です。

書き出し手順 「保存」をクリックすると動画の書き出しがはじまります。

書き出しが終わるまで結構長い時間がかかるので気長に待ちましょう。

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